冬場の換気

笑顔を作る竹澤工務店のたけちゃんです。

最近寒くなってきたせいか、新型コロナウイルス感染者数も増えてきました。
中でも家庭内感染が増えているとか。。。

対策の一つとして「こまめ換気」が有効だと言われていますが、東北の冬本番の寒さではなかなかこまめにするのは勇気が必要ですよね。

2003年7月以降に着工された住宅には「常時換気設備(24時間換気システム)」が設置されていますから、常時換気設備が設置されている場合には常に稼働させましょう。また、定期的にフィルタの掃除を行い、強弱スイッチがある場合は強運転にして換気量を増やすようにしましょう。

「常時換気設備(24時間換気システム)」が設置されていない建物でも、台所や洗面所などの換気扇を常時運転することで最小限の換気量は確保できるそうです。恒例のご家族がいて窓開けによる換気を行う場合は、ヒートショックに気を付けてください。室温が18℃を目安に下がらないように暖房器具を使用しながら、窓を少しだけ開けて換気するとよいようです。どうしても心配な場合は、人がいない部屋の窓を開けて、廊下などを経由して、少し暖まった状態の新鮮な空気を人のいる部屋に取り入れる2段換気が有効ですから、換気の時間はかかりますが急激な室温低下を避けることも必要です。

この機会に換気、断熱対策のリフォームを検討してみるのも良いかもしれませんね。

家づくりのご相談はコチラまで ↓↓

〒981-0904 宮城県仙台市青葉区旭ヶ丘3丁目22-22

株式会社竹澤工務店 ℡022-271-4216

仙台市熱エネルギー有効活用支援補助金

笑顔を作る竹澤工務店のたけちゃんです。

住み心地良くするには断熱は大事ですよね。
自治体によっても変わってきますが、補助金が付いている時はリフォームに取り組むベストタイミングです。
今回は仙台市の補助金をご案内します。

令和2年7月29日受付日(17時15分現在)
予算残額見込み1,532万円
とまだまだ余裕がありますから狙い目ですよ。

省エネルギー化
(1)窓・壁等の断熱化工事
(2)省エネ設備の設置

補助の対象となる機器等(以下「補助対象機器等」という。)は、次の各号に掲げる熱エネルギーを有効活用できる機器等とする。
1 窓断熱改修
2 太陽熱利用システム(自然循環型)
3 太陽熱利用システム(強制循環型)
4 太陽熱利用システム(補助熱源一体型)
5 地中熱利用システム
6 下水熱利用システム
7 エネファーム
8 事業用コージェネレーション

補助率など
○窓断熱改修
 補助額:2千~2万円/箇所
 上限額:10万円/1棟あたり

○太陽熱利用システム
 補助額:補助対象経費の1/10
 限度額:3万円(自然循環型)
     9万円(強制循環型)
     12万円(補助熱源一体型)

○地中熱利用システム
 補助額:補助対象経費の1/5
 上限額:50万円

○下水熱利用システム
 補助額:補助対象経費の1/3
 上限額:400万円

○エネファーム
 補助額:13万円/台
 限度額:26万円/1棟あたり

○事業用コージェネレーション
 補助額:補助対象経費の1/10
 限度額:100万円
令和3年2月1日まで受付です。

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建築物省エネ法の改正内容について

笑顔を作る竹澤工務店のたけちゃんです。

戸建住宅等に係わる省エネ性能に関する説明の義務付け(2021年4月予定)されます。
設計時において設計者である建築主に対して、建築主の意向を把握したうえで、建築主に省エネ基準への適否等の説明を義務付ける制度を創設することが決定しました。
パリ協定の対応があるという事もありますが、一番の進まなかった問題としてはコスト問題があります。小規模の住宅では設備に対する投資コストを光熱費等の削減だけで回収しようとしても、長期間かかってしまうためにコストメリットが出てこないことや、建築士の中でも省エネ計算が苦手だったり、説明が苦手だということなどもありますのでなかなか進んでいませんでした。

当社ではこれまでもブログでは断熱化による室内環境の改善や、ヒートショックの防止および壁の表面結露・カビ発生による室内空気質の汚染防止等による居住者の健康維持や快適性の向上につながることについてご理解していただくことを目指しておりました。(やっと制度が追い付いてきたとでもいうべきでしょうか)
できるだけわかり易く情報を発信していきたいと思っておりますのでお使いいただけたら幸いです。

いよいよ寒さが増してきました。冬に暖かい家つくりを考えてみませんか?

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冬に暖かく、夏に涼しい家を望むなら!!

笑顔を作る竹澤工務店のタケちゃんです。

実は以前から感じていた違和感があります。昨年断熱基準の勉強に参加し確信に変わりました。それは断熱基準を決めた機関は仙台圏の気候を理解してないということ。建築基準法や公庫の仕様では国内どこも同じ性能や造りを要求し、どちらかというと暑い地域の仕様に合せており東北では無駄と思える仕様が多いような気がします。

寒冷地や雪の多い地域で “ 生命 に関わるのは暑さよりも寒さ対策です。

だからといって決して近年増加している熱中症対策を軽んじている訳ではありません。圧倒的にお亡くなりになられている方が多い「ヒートショック対策」こそ本当に必要な対策だと思う訳です。

ヒートショック対策が軽んじられている原因を検証してみると、断熱材を扱うメーカーや商社の営業担当者が断熱化全般を理解できている人があまり多くないことが挙げられます。営業担当者がハウスメーカーや工務店などに商品の性能数値を正しく言えないということは、本当に必要な方にその商品が届くはずも有りません。そして複雑な断熱計算を明確に説明できる人が居ないということは中途半端な断熱化しか施工できていない事を意味します。

私たち住宅を作る側においても、その道の専門と思われる人でさえ建物の構造を含めた組み合わせを理解し効果的な断熱について分かる人は少ないのが現状です。例えばホームページの計算例でさえ、ヒートブリッジ(下地等で断熱ロスになっている部分)の割合計算でも柱材の計算は行われていますが胴差など横材は計算外にされ、実際は不利な数値になっている事が多いと思います。

日本の住宅は建物内部(床下・小屋裏)に外気を入れるため断熱効率が悪くなっています。断熱と通気は相反するものなので仕方がありません。ところが建物の内気で通気を行うと断熱効率は向上します。当社はこの方法で高断熱化を実現しています。この方法は一般構造のどんな断熱材を入れた仕様より必ず断熱数値が良くなり、断熱材に頼ることなく仕組みで高断熱化を図ることが可能です。もちろんローコストやライフサイクルコスト低減に向けた工夫もしています。これは住宅建築を熟知しているからこそ生まれる発想です。

「冬に暖かい家」が出来るということは、

「夏に涼しい家」となり、

一年中快適な住まい

になるということを意味します。

これには反論がある方もいると思いますが、ここから先は当社で新築やリーフォームされるお客様との秘密です。
快適なお住まいをオーダーメイドで実現してみませんか?

お問い合わせ先は ↓↓

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本当に怖いヒートショック

笑顔を作る竹澤工務店のたけちゃんです。
先日、山形県に出張しました。たまたま見たテレビでヒートショックが取り上げられていました。ヒートショックで無くなる方は、交通事故でお亡くなりになる方の9倍もいらっしゃるそうです。正直なところ、ここまで多くの方がお亡くなりになっているとは恥ずかしながら知りませんでした。

当社は「社会の問題点を解決する」こともモットーにしていますので、今日はヒートショックの対策について考えてみたいと思います。

【注意すべき点】

1)
心臓に不安をお持ちの方、高血圧の方、ご高齢の方とその家族

2)どこで
トイレ、バス、脱衣所など

3)いつ
トイレに行く時(特に夜間)、お風呂に入る時、お風呂上り

4)どうして
暖かい居間(リビング)などから脱衣所で服を脱ぐ、暖かいバスルームから脱衣所へ移る時、暖かい布団からトイレに入ると寒すぎて体感温度が大きくなり体に大きな負担がかかってしまう。

【対応方法】
基本は温度差の無い室内環境を作ることですので、基本家中を暖房して寒いところを無くせば問題はありません

「脱衣所」
暖房器具:クリナップのホットウォールがお勧めです。

「バス」
一番はユニットバスごと交換してしまうのが良いのですが、換気扇を冷暖房、乾燥機能付きの換気扇に交換するだけでも快適になりますよ。

「トイレ」
暖房付便座に変えたり暖房機器設置が対処法となりますが、ここは臭いの問題が出てきますので、輻射熱式の暖房機をご利用になるのが良いと思います。

※高齢者で心臓疾患のある方は、市町村独自の助成金の対象にもなることもありますのでHP等でお調べになってみて下さい。

そんな事は知っているし、もうやっているよ!!というお客様。竹澤工務店は中途半端な情報提供で辞めたりしませんからご安心下さい。

暖房器具の次は断熱化対策です。壁や床などいくつか熱が逃げやすい個所の断熱化対策をするだけで驚くほどお家の中は暖かくなります。

「壁」
断熱性能を上げること。これに併せて外壁には壁の中に断熱材やビニルシートを張り通風対策することも有効です。既存の外壁に内側にウレタンが詰められている鋼板製のサイディングを張り上げると良い場合も有ります。

「天井」
天井上の断熱材を強化。リフォームの場合ですとブローイングと言って断熱材吹き入れる方法も有ります。

「床下」
ここは意外に見落とされがちなのですが、床下に外気が入ってくる構造をとっているから冷気が入ってきます。他社さんでは床下に断熱材を入れる工事を進められると思いますが、すぐに契約してはいけませんよ。この工事は床を一度はがさなくてはいけませんので費用が高くなってしまうので特に注意が必要な工事個所になります。

原則、冬場は湿度が下がりますので床下換気は北国では必要ありません。当社のお勧めはとっても簡単で安価です。

床下換気口をまず発泡スチロール等でふさぎましょう!

たったこれだけでもかなり違うはずです。(ちなみに、当社が建築するの新築住宅では床下に冷気を入れない構造で造っています。冬に暖かいと好評です!)

「窓」
熱ロスが一番大きいのは「窓」です。他社さんでは断熱サッシへの交換を勧められる事が多いかもしれませんが、断熱サッシに交換するよりも窓の二重化の方が効果は大きく安価で断熱性能も上がります。当社ではYKKのプラマード、LIXILのインプラスを使っての二重窓断熱化をお勧めしています。
日差しが差し込まない窓にはカーテン等で断熱効果を上げておきましょうね。

来年度、住宅ポイントが決定したようです。詳しくは改めてご案内しますが断熱化工事に最大で30万ポイントつく可能性があります。先日ご案内しました0円リフォームと一緒にご検討下さい。

 

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